Sクラス W221 運転席パワーウインド不調

WDD221056

《症状》

・運転席パワーウインドスイッチを操作しても反応しない。また、反応しても微量、若しくは上下操作が反転してしまう。

・他のスイッチを操作しても全く問題ない。

《診断結果》

モーター内部に設置された回転センサーの不具合により、ウインドの位置が正常に感知されない状況でした。

またこの状態で操作を繰り返したため、ドアコントロールユニット内のモーター発熱停止機能が過加熱の為、完全機能停止し

全く操作出来ない状態でした。

この診断には段階が必要になり、まず

1)DAS診断によりパワーウインドの強制操作が出来なかった為、ドアコントロールユニット交換

を行い、再度動作確認。

ですが、この状態でもスイッチで操作不能や誤作動(モーター逆回転)などの症状が継続した為、診断機で点検。

すると、

2)モーターの位置情報が正確ではない点検結果が出た為、モーター不良と判断・交換

を行い、正常復帰となりました。

恐らく初期症状のスイッチ操作でパワーウインドの動作に違和感を感じた時点で診断していれば、2次被害の

ドアコントロールユニットの交換まではいかなかったと思われます。

『いつもと違う違和感を感じたらまず点検をお勧めします。』

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